①実態に応じて目標を修正すること
特別支援学級での実践の報告でした。
毎学期初めに個別指導計画を作成し、目標を設定しています。その目標が学期途中に実態に合わなくなることがあります。目標に子供を強引に近づけるのか、子供に合わせた目標に修正するのかの分かれ道です。
「指導では本人にやりたいことをやらせてみた」という部分に注目して話し合いました。こちらの指導したいことはあるが、それを我慢して待つことも大切であるとの考えが出ました。実際、その子供は少しずつ良い方向へ変わっていったとのことでした。
②ほめるべきはいつのことなのか問い直す
この記事を読んでいる方は、行事のどんなときに子供たちのことをほめていますか。
行事の良かったこと、全員でやったこと、本番で頑張ったことなどは、当然ほめることだと思います。しかし「本番だけちゃんとできたらそれでいいのか」というのがこのレポートの疑問でした。
小学校だから本番に至る過程こそが大切であるという考えがあります。本番まで力を出し惜しみするのではなく、見られていない点でも頑張っていることをほめることが、全体のレベルの向上につながるのではないかと考えました。
その他、学級通信やメンバーが参加した研修会の報告、模擬授業を交えた算数の実践報告などがありました。