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2017/10/20に例会を行いました。

①就学時健診での行動観察

 10月後半になり、就学時健診が実施される時期になりました。集団面接の場面で子どもたちの行動観察を行ったことに関する報告でした。

 ある学校では何の基準もなく行動観察を行っているかもしれません。一方、ある学校では各種の発達検査やアセスメント方法を基に基準を設けて行動観察を行っているかもしれません。来年度へつなげることを考えたら、各学校で基準を設定するのがよいのでしょう。

 いずれにしても、「どのような子どもたちがいて、どのような対応が有効と考えられるのか」という情報を新一年生担任に引き継ぐことが大切であると考えました。

 

②教室での語り

 教師は教室でお説教することがあります。それが効果的な時もあれば、それでは子どもたちが変わらない時もあります。

 そうした時に、子どもたちがシーンとして聞くお話を持っているとよいというレポートでした。

 本や自分の経験、人から聞いたことなどをもとに内容を考え、子どもたちに話していきます。それを繰り返すうちに教室は知的な雰囲気へと変わっていくと思われます。

 最近は「魔の11月」という言葉を聞きます。お説教で対応するのか、何となく過ごすのか、威圧するのか、それとも「語り」を有効活用するのか。教師として学級をよりよい方向へ導く手立てをいくつも持っていることが必要だと感じます。

 

 その他、社会科教科書のロジックを生かした授業づくり、国語1年生教材を用いた6年生での授業の報告、学習指導要領「算数」の研究、学級通信などが話題になりました。

 秋が深まってきました。信進会の「学びの秋」は充実の時を迎えつつあります。