自分の持ち物がなくなっても何とも思っていないような子どもを、先生方は見たことがあると思います。そのような子どもにどのように声をかけ指導したかという報告でした。

　ある時にうまくいってもいつでも通用するとは限りません。この報告と同じような状況に直面した時、自分だったらどのように対応するか、そこに子どもがどう返してくるか、さらにどのように対応するか。そのようなことを考える経験を積み重ねると、少しずつ対応の引き出しが増えるのではないかと感じます。

②新学習指導要領「音楽」の研究

「音楽づくり」を例に、主体的・対話的で深い学びを実現するための活動を考えました。

　ただ、活動して終わりでは意味がありません。知識は指導する必要がありますし、技能は身に付けさせなければなりません。

　新学習指導要領の趣旨に則った指導をすることが大切だと考えました。

③道徳の指導案検討

「考え、議論する道徳」という言葉を聞いて久しいですが、相変わらず今まで通りの授業が行われているとの話を聞くことがあります。

「分かっているんだけど、道徳の時間にこんなこと言っていいのかな？」という子どもたちの意見を引き出すための発問を考えました。

　その他、学級通信やメンバーが参加した研修の報告、研究授業後の協議会のもち方などが話題になりました。